昆虫由来キチンの特性解明と利用技術の開発(103)

課題名 昆虫由来キチンの特性解明と利用技術の開発(103)
課題番号 1995003387
研究機関名 蚕糸・昆虫農業技術研究所(蚕糸昆虫研)
研究分担 機能開発・高分子研
研究期間 継H05~H11
年度 1995
摘要 5年度はカイコの5齢起幼虫と蛹脱皮がらからキチンを単離する条件を確定し、幼虫脱皮がらでは10.6%、蛹脱皮がらでは24.0%の収率で精製キチンが得られたので、6年度は上記2種類の他のカイコクチクラ、天蚕、柞蚕、セミを対象にキチンを単離した結果、これらクチクラにはキチンの他に、無機塩類およびタンパク質が主な成分として含まれており、キチン、無機塩、タンパク質の存在比はキチンの起源によって大きく異なり、同じ起源でもクチクラの部位(幼虫表皮と頭部)並びにステージ(4齢と5齢、幼虫と蛹)の違いによる変動を認めた。次に、昆虫由来キチンの機能解析の一環としてキチンの吸湿性を調べ、カイコ蛹脱皮がらから調製したキチンの内部表面積並びに吸着熱がカイコ、天蚕、柞蚕、セミの中では最も大きいことから、カイコ蛹脱皮がら由来キチンの親水性が一番大きいと判断した。さらに、カニ、エビがらキチン標準品と比べても水に対する親和性は遜色ない結果であった。
カテゴリ カイコ 機能性

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