課題名 |
水文解析のための土地利用に係わる詳細情報の収集に関する研究(45) |
課題番号 |
1995001876 |
研究機関名 |
農業工学研究所(農工研)
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研究分担 |
資源・土地研
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研究期間 |
単H06~H06 |
年度 |
1995 |
摘要 |
農地およびため池の土地利用状態の把握、土地利用項目ごとの分光反射率の測定および土地利用図の収集を行う。そして、SPOT-PA画像を用いて農地およびため池での土地被覆分類を行い、その結果を土地利用図と比較し分類精度を求める。また、年次が異なるが同じ月の2つのSPOT-PA画像をカラー合成し、土地被覆変化点の抽出を行う。分光放射計による測定結果からSPOT-PAのスペクトル波長帯に対応した各土地利用項目と白色板の反射強度の比を求め、SPOT-PA画像による土地被覆分類の有効性を確認した。また、分類項目をため池、水田、耕作放棄地、畑とした土地被覆分類の結果と土地利用図を比較したところ、分類精度は総合精度で54%であり、分類精度を高めるには分類手法の改良が必要であることが分かった。得られた成果は、中山間農業地帯の正確な土地利用の空間情報を取得するうえでの貴重な知見であり、水文解析への基礎資料となる。
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カテゴリ |
カラー
水田
中山間地域
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