課題名 | 食物中の抗アレルギー成分の解明(122) |
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課題番号 | 1995002942 |
研究機関名 |
四国農業試験場(四国農試) |
研究分担 |
作物開発・流通利用研 |
研究期間 | 継H05~H07 |
年度 | 1995 |
摘要 | アラキドン酸の5-リポキシゲナーゼによる代謝産物はアレルギーの化学伝達物質として作用しているので、本酵素を阻害するものはアレルギーの予防・改善に有効であることが期待される。そこで、身近な農産物・食品について阻害作用を検索・評価した。約80種類の農産物・食品からメタノール等を用いて成分を抽出した。一方、ラット腹腔にグリコーゲンを投与して集めた多形核白血球を5-リポキシゲナーゼ酵素源とした。その結果、エンドウ、カボチャ、トウフ、茶、オリーブなど多くの農産物が強い阻害活性を示したが、ナス、キャベツ、リンゴ、レタスなどは阻害活性が認められなかった。オリーブの活性成分を各種クロマトグラフ、逆相HPLCによって単一にまで精製した。 |
カテゴリ | オリーブ かぼちゃ 管理技術 キャベツ 茶 なす りんご レタス |