課題名 | 子実の外観的特性の改善による高品質大豆育種法の開発(49) |
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課題番号 | 1995002313 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
作物開発・成分育法研 |
研究期間 | 継H01~H15 |
年度 | 1995 |
摘要 | 東北農試育成の7品種・12系統を供試し、青未熟粒の品種・系統間差異を検討した。各品種・系統それぞれ20粒をサンプリングして色差計(カラーアナライザー:TC-1800MK2)で種皮色を測定し、各波長における分光反射率を求め平均値を算出した。青未熟粒は610nmから700nmでの分光反射率の低下程度で判定した。調査した19品種・系統には品種間差異が認められ、ライデンには分光反射率の低下は認められなかったが、ネマシラズおよびミヤギシロメは大きく低下した。育成系統では5系統が分光反射率が低下しなかった。ネマシラズとその突然変異品種であるライデンを比較すると、ネマシラズでは20粒中14粒が分光反射率の低下が認められたがライデンでは低下する粒がなく、放射線照射により青未熟粒の発生が抑制される可能性が示唆された。 |
カテゴリ | 育種 カラー 高付加価値 大豆 評価法 品種 |