課題名 | 多年生雑草の増殖要因および個生態・群生態(185) |
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課題番号 | 1995002439 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試) |
研究分担 |
水田利用・雑草制御研 |
研究期間 | 完S56~H06 |
年度 | 1995 |
摘要 | イヌホタルイの発生は5年度は代かき後5~70日、6年度は8~50日で、発生の時期は異なった。発芽個体数は両年ともほぼ同数であった。この原因として下記の気象条件が関与した。5年度は冷害年で、低温であり、雑草の発生は速かったものの、二次休眠への導入が遅れたこと。6年度は移植期に低温で出芽が遅れたものの、その後高温傾向で土壌還元も速く進み、二次休眠の導入が速かったことである。シズイの発生地域は雄物川水系の各支流域ごとに異なり、標高の高い地点、玉川、檜木内川流域で多く確認された。シズイの種子発生は一年間の土中埋土貯蔵ではまったく発芽しないが、2年間の同条件の貯蔵で、発芽条件が摂氏15~25度の日変温で50%が発芽した。 |
カテゴリ | 病害虫 管理技術 雑草 水田 凍害 防除 |