課題名 |
トビムシ類の特性評価と機能評価法の開発(217) |
課題番号 |
1995002477 |
研究機関名 |
東北農業試験場(東北農試)
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研究分担 |
畑地利用・畑土管理研
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研究期間 |
継H05~H11 |
年度 |
1995 |
摘要 |
林地土壌から採取されたトビムシのうち作物病原糸状菌を餌に一週間以上生存したのは23種で、繁殖したのは3種であった。繁殖した3種のうち1種は数世代後に死亡し、2種(ともにHypogastruridae)は病原菌Cladosporium cladosporioidesで繁殖した。この2種はこの他にRhizoctonia solani、 Fusarium o. cucumerinum、Pythium ultimum、Fusarium o. raphaniを摂食し、とくに前3種を旺盛に摂食した。Rosellinia necatrixは摂食しなかった。F.o.raphaniを餌に飼育したトビムシFolsomia hidakanaは、土壌を充填し、F.o.raphani菌を繁殖させたポット内において菌を摂食し、ダイコン幼苗への菌感染を抑制した。
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カテゴリ |
だいこん
土壌管理技術
繁殖性改善
評価法
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