課題名 | コムギ立枯病の発病抑止要因の探索と有効利用法の開発(176) |
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課題番号 | 1996002112 |
研究機関名 |
北海道農業試験場(北農試) |
研究分担 |
畑作センタ・環境チーム |
研究期間 | 完H03~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 拮抗微生物による小麦立枯病抑制のメカニズムを知るために小麦連作圃場より分離した菌株の抗菌物質生産性を調べるとともに、トランスポゾン導入によってそれらの生産性を欠失した変異株の作成を試みた。また、多数の菌株の抗菌物質生産性を調べる簡易検定法を開発した。トランスポゾン導入変異株のうち、拮抗物質生産性を欠失または低減した菌株は発病抑制能が劣ったことから、発病抑制に抗菌物質生産が重要な役割を持つことが示唆された。今後、更にコムギ立ち枯れ病の衰退現象における抗生物質生産性の拮抗微生物の動態ならびに抗生物質生産の発病抑制における役割の詳細についての検討は「生態秩序」の新規課題に引き継ぐ。 |
カテゴリ | 簡易検定法 小麦 水田 立枯病 |