課題名 | 太平洋における外洋性いか類の年齢と成長の解明(29) |
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課題番号 | 1996005595 |
研究機関名 |
遠洋水産研究所(遠水研) |
研究分担 |
外洋資源・遠洋底魚研外洋いか研 |
研究期間 | 継H05~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | 外套長20~50cmの238個体について日齢を推定した。この結果を既往の標識再捕結果などによる日間成長量と比較したところ、両者はある程度一致したため平衡石の輪紋は日周輪であると考えられた。アカイカの日齢-外套長関係は、雌雄、発生時期および海域(三陸沖と中部北太平洋)で差が見られた。今後の課題として発生時期別の成長曲線の推定と、体長組成に見られる複数のモードに対応した発生時期のピークの検討がある。さらに、アカイカと同様の手法をアメリカオオアカイカにも適用し、外套長8~60cmの264個体の日齢を推定した。従来は外套長50cmの個体は生後2~3年と考えていたが、日齢査定の結果8~9ヶ月と推定され、極めて成長が早いことが示された。8年度はトビイカの日齢査定も行う予定である。 |
カテゴリ | 成長曲線 |