| 課題名 |
森林施業が与えた土壌劣化の回復過程の解明(4) |
| 課題番号 |
1996004213 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研)
|
| 研究分担 |
森林環境・立地研
|
| 研究期間 |
止H04~H07 |
| 年度 |
1996 |
| 摘要 |
栃木県のスギ・ヒノキ人工林、米国オレゴン州のダグラスファー天然林、ブルネイの混交フタバガキ科天然林において伐採前後の物理・化学性を比較した結果、伐採作業に伴い透水性の低下、容積重の上昇、表層土壌の炭素含量の低下などの劣化が起こることを明らかにした。また、ミズナラ・ダケカンバ二次林において、70%漸伐に伴う土壌変化を検討した結果、表層土壌の物理性悪化やA層厚の減少が連続的に起こるが、透水性の低下は年数を経るにつれて止まることを明らかにした。更に、タイの15年生ユーカリ人工林において皆伐処理を行い、その後の変化を調査したところ、皆伐に伴い林床バイオマスと堆積有機物の増加と、Ao層、A層の厚さの減少が起こると共に、伐採時に攪乱により土壌硬度の低下と透水性の上昇が起こることを認めた。ほぼ当初の目標を達成した。長期的な回復過程を明らかにするためには設定した試験地を長期間調査する必要があるので、ここでは中止とし、後年に再開する予定である。
|
| カテゴリ |
植物相
|