| 課題名 |
平地林の水質浄化機能のモデル化と評価(20) |
| 課題番号 |
1996004232 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研)
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| 研究分担 |
森林環境・地質研土化研土物研
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| 研究期間 |
完H05~H07 |
| 年度 |
1996 |
| 摘要 |
森林総研に隣接する平地ヒノキ林において、主要な窒素フローおよび林分としての窒素収支を明らかにした。対象とした林分の窒素現存量は、植物体に515.9kg/ha、堆積有機物層に163.9kg/ha、深さ250cmまでの土壌中に19.30t/haであった。窒素のインプット量は、林内雨と樹幹流によって29.5、枯死根を含む落葉落枝によって101.2kg/ha・yr.であるが、植物によって130.2kg/ha・yr.が吸収されるため、窒素収支はほぼ均衡しており、多量の窒素が流出する可能性はないことが明らかになった。平地ヒノキ林と周辺の畑地において土壌溶液と浅層地下水のNO3-N濃度およびNO3-Nに含まれるδ15N値を計測した。その結果、浅層地下水のNO3-N濃度は、畑地、林地と畑地の境界、林地の順に低下する傾向が認められた。また、δ15N値の変化傾向から、林地では脱窒によってNO3-N濃度が低下していることが示唆された。これらのことから、平地林生態系では窒素収支がほぼ均衡しているため、林地でかん養される浅層地下水の窒素濃度は畑地より低く、畑地から流入する高濃度のNO3-Nを希釈するとともに、樹体への蓄積や脱窒作用も働くため、高い浄化機能を発揮することが明らかになった。
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| カテゴリ |
植物相
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