| 課題名 | 太平洋側ブナ林構成種の動態と群集構造の変化(37) |
|---|---|
| 課題番号 | 1996004247 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
| 研究分担 |
森林環境・群落研 |
| 研究期間 | 継H06~H10 |
| 年度 | 1996 |
| 摘要 | 種子、実生期のデモグラフィーの空間的な変動を、耐陰性が高くセーフサイトを豊富に持つと考えられるイタヤカエデについて解析し、森林群集の多様性および種子散布の意義を説明するJanzen-Connelモデル的なメカニズムが温帯林においても働いている可能性を検討した。北茨城の小川学術参考保護林内の1ha方形区(閉鎖林内)とその周辺のギャップ内に設置した、種子トラップと実生調査コドラートのセットからイタヤカエデの発生率と生残率と環境傾度を測定し、個体群のリクルートの空間的な密度変動を解析した。その結果、イタヤカエデでは強い種特異的な死亡のメカニズムは検出されなかったが、種子期における密度依存的な死亡と実生期における母樹からの距離依存死亡が認められた。Janzen-Connelモデル的なメカニズムが温帯林においても作用している可能性が示唆された。 |
| カテゴリ | かえで 植物相 |