| 課題名 |
林業活性化のための林業労働者の育成・定着条件の解明(286) |
| 課題番号 |
1996004506 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研)
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| 研究分担 |
林業経営・経営研経済研
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| 研究期間 |
継H06~H08 |
| 年度 |
1996 |
| 摘要 |
中山間地域活性化のために、都市出身者やUターン者などの新たなタイプの林業労働者の育成・定着対策確立のために必要となる条件を解明し、彼らを育成、定着させるためのガイドラインを明らかにする。■岐阜・長野両県下の森林組合への新規参入者の約4割が県外出身者である。また、新しいタイプの林業労働者が新規参入者の大半を占める組合がいくつか現れてきた。■しかし、新規参入者の退職率はかなり高く、例えば長野県の場合、採用2年後には4割近くが退職している。また岐阜県を例に取ると退職者(16人)のうち過半(9人)は6カ月もたたずにやめ、5人は6カ月から1年で退職している。■主要退職理由は、林業労働と山村生活についての事前のイメージと現実とのギャップの大きさ、養成システムの不備や世代間ギャップなどからくる職場の人間関係への悩み、低賃金水準と社会保険制度の不備にともなう将来への不安、地域社会内での人間関係への嫌気や子供の教育問題への不安、自炊や住宅問題である。■育成・定着のための主要方策は、(ア)採用前には最低1泊2日の体験研修を行い実状をできるだけ伝えてから雇用する、(イ)養成プログラムを明確にしておく、(ウ)林業労働者の新規参入が地域の活性化に必要であることを積極的に発言する、(エ)賃金・社会保障水準を向上させるために、合併や経営多角化などによって経営基盤を強化する、などである。
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| カテゴリ |
管理システム
経営管理
経営多角化
中山間地域
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