| 課題名 | 木材腐朽菌の樹種選択機構の解明(475) |
|---|---|
| 課題番号 | 1996004696 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
| 研究分担 |
森林生物生物機能・微化研腐朽研 |
| 研究期間 | 完H05~H07 |
| 年度 | 1996 |
| 摘要 | エゴノキのような特定の木にしか見いだされないキノコ(エゴノキタケ)があるが、その寄種特異性の原因は不明である。本研究ではこの原因を樹木成分とキノコの生理・生態との関係から明らかにすることを目的とした。その結果、寄主の抽出成分(エゴノキタケの材に含まれるリグナン類や多価フェノール化合物など)がキノコの胞子発芽や菌糸成長に対し促進効果があることが明らかになった。また保存菌株で菌糸の成長が弱くなった物に対しても、抽出物の添加が菌糸成長の一時的回復になることが見られた。木材腐朽菌の示す寄生選択現象は、非常に厳密な場合と、針葉樹、広葉樹程度の違いの場合、枯木にしか発生しない場合など様々であり、これらを一概に説明することはできないが、今後さらにキノコの発生機構などの生理面からの詳しい研究を必要がある。 |
| カテゴリ | 遺伝資源 木材腐朽菌 |