リグニン分解菌を宿主とした有用蛋白生産(478)

課題名 リグニン分解菌を宿主とした有用蛋白生産(478)
課題番号 1996004699
研究機関名 森林総合研究所(森林総研)
研究分担 生物機能・微化研
研究期間 完H06~H07
年度 1996
摘要 強力な木材腐朽菌の一種である白色腐朽菌Phanerochaete chrysosporiumはリグニン等芳香族化合物を分解資化する事が出来、未利用木質資源の有用物質への変換や難分解性有機塩素化合物分解など環境浄化への応用が期待されている。しかし、分子・細胞生化学的な解析は、本菌の遺伝子組み換え系が確立していないためにほとんど行われていない。そこで本菌の遺伝子組み換え系を構築し、物質変換、環境浄化に応用するための基礎研究として栄養要求性変異株の取得を行い、ウラシル要求性変異株を得た。その変異株の解析の結果pyr2(ura5)(オロチン酸フォスフォリボシルトランスフェラーゼ)変異株であることが示された。そこでこの変異を相補する遺伝子の単離をPCRを用いて試みた結果pry2遺伝子の一部を得ることが出来た。本菌のサブゲノミックライブラリーを構築し、pyr2遺伝子の全長を得ることを試みたが目的を達することは出来なかった。そこでこれまでの成果を踏まえ、8年度からの実行課題「木材分解微生物による有機塩素化合物の分解機構の解明」の中で木材分解菌の組み換え系の完成を目指す。
カテゴリ 遺伝資源 木材腐朽菌

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