| 課題名 |
渓畔林の維持・更新に関与する菌類の役割とその制御(583) |
| 課題番号 |
1996004811 |
| 研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研)
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| 研究分担 |
東北・樹病研
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| 研究期間 |
完H05~H07 |
| 年度 |
1996 |
| 摘要 |
渓畔林に生息する病原菌や樹木と密接に関係して生活している菌類の役割を明らかにするために、トチノキ実生の病原菌、ブナの実生の立枯病、およびブナ健全器官に内生的に生息するエンドファイトについて検討した。トチノキ実生の枯死原因としては、胚軸および葉柄に発生する病害が枯死の一因になることが示唆された。ブナ当年生実生の立枯病菌がColletotrichum dematiumであることを、接種試験によって確認した。また本菌は、東北各地のブナ林で立枯病の原因になっていること、ブナ林内の落葉層に生息していることを確認し、本菌が野外でブナ実生の枯死に重要な役割を果たしていることを明らかにした。ブナの健全部位から3種の主要なエンドファイトを分離した。また分離される菌は器官によって異なること、季節変動を示すものがあることが明らかとなった。得られた成果は、森林の中で菌類が果たしている多様な役割を解明するための基礎資料として活用できる。
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| カテゴリ |
季節変動
経営管理
立枯病
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