課題名 | つちくらげ病原菌の生態とその病原性(624) |
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課題番号 | 1996004852 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研) |
研究分担 |
東北・樹病研 |
研究期間 | 完S63~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 一連の実験を行い、つちくらげ病菌の土壌中における生活形態を明らかにすると共に、人工接種法の開発を検討し、本病に対する的確な防除法確立のための基礎資料を得ることを目的とした。65℃、30分間の熱処理土壌平板分離法によって、土壌中からの本菌の直接分離が可能となった。したがって、本菌の生息様式は、菌糸体ではなく耐熱性および耐久性のある子のう胞子で生息していることが示唆された。種々の実験結果を総合的に考察した結果、本菌による最適な人工接種法を以下のように決定した。■接種時期;秋期■接種部位;地際主根部■接種前処理;生傷+焼き傷■接種源;クロマツ根片■接種樹種;クロマツ苗木■接種後の光条件;光照射3時間の短日条件。 |
カテゴリ | 病害虫 経営管理 光条件 防除 |