課題名 |
分布モデルによる収穫予測技術の開発(759) |
課題番号 |
1996004983 |
研究機関名 |
森林総合研究所(森林総研)
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研究分担 |
四国・経営研
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研究期間 |
完H05~H07 |
年度 |
1996 |
摘要 |
四国地域の12の森林計画区のうち、施業標準地のない肱川計画区を除き、スギの樹高成長資料について地域間比較を行った。成長資料に対してミッチャーリッヒ式を当てはめ、林齢10年から60年までと、100年までの10年ごとの値に対してダンカンの多重比較検定を行った。5%水準の検定では、60年までは有為な差はなく、100年生までの数値では約3グループに分類された。成長の良い順にグループA、B、Cとして表示した。また、安芸森林計画区を対象にして、施業標準地資料から100年生までの簡易な収穫予想表を作成した。基本となるのは、直径成長式、樹高成長式、立木本数と直径の関係式である。前2者はミッチャーリッヒ式、後者には指数関数式を当てはめた。100年までの収穫予想表と相対幹距比も表示した。また、立木本数を高知営林局の安芸計画区スギ一般材収穫予想表に合わせたものでは、局の予想幹材積に対して、やや過大な推定値となっていた。
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カテゴリ |
管理技術
経営管理
傾斜地
収穫予測
中山間地域
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