ウンシュウミカンの系統試験（５５）

• 課題番号: 1996001251
• 研究機関名: 果樹試験場（果樹試）
• 研究分担: 興津・育種１研
• 研究期間: 完Ｓ１３～Ｈ０７
• 年度: 1996
• 摘要: ウンシュウミカンは、鹿児島県で発生し繁殖されていく過程で、枝変わりや珠心胚実生による変異により多数の系統が発生してきた。それらの中から、各地で一応優良と認められた系統を収集し、木の発育や果実の形質、熟期等を比較調査し、品種の普及や栽培法の改善または品種改良に資してきた。現在までに、昭和初期に発生した３２系統の特性を明らかにした。また、新たに発生した極早生系統や高糖系統を加え、優良変異系統として選抜された６６系統について、着色期、酸含量、樹性等の諸形質を調査し、ウンシュウミカン原木を中心として、突然変異系統を明らかにし、現在までの選抜の方向について検討した。
• カテゴリ: 温州みかん 台木 繁殖性改善 品種 品種改良