課題名 | ポータブル型近赤外分光分析機によるかんきつの果実品質及び樹体生理の現地診断法の開発(165) |
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課題番号 | 1996001363 |
研究機関名 |
果樹試験場(果樹試) |
研究分担 |
興津・加工貯蔵研栽培研 |
研究期間 | 完H05~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 近赤外吸収の手法は果実の糖酸含量の非破壊測定・品質選果などに実用化されている。この手法が園地における果実成分の非破壊的なモニタリングに利用できれば、果樹栽培技術の改善に役立つと思われる。そこで、各種果実について新規に開発された可搬型の近赤外吸収分析装置を用い、戸外での測定が可能であるかどうかの検討を行った。モモ、キウイフルーツ等での測定では相関係数0.8程度での糖含量の推定が可能であった。この結果は通常の近赤外吸収分析装置での結果に比較して、相関係数が0.1程度低く、試作機そのままでの実用化には無理があった。このため、機器の更なる改良が必要であることを開発メーカーに指摘し現在その改良が進められている。 |
カテゴリ | キウイフルーツ 栽培技術 成熟異常 モニタリング もも その他のかんきつ |