| 課題名 | 中山間地における水田耕作放棄の流出への影響とその評価(16) |
|---|---|
| 課題番号 | 1996002538 |
| 研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
| 研究分担 |
地域基盤・農村整備研 |
| 研究期間 | 完H05~H07 |
| 年度 | 1996 |
| 摘要 | 北陸地域の中山間地に調査圃場を設定して5~7年に流出観測を行い、水田の耕作放棄が流出量に及ぼす影響について詳細に検討した。放棄水田の流出特性を耕作水田のそれと比較すると、放棄水田は圃場の乾湿の状態が流出に大きく影響することが明らかとなった。5年の放棄水田は地下水位が高く、圃場の雨水保留量は耕作水田よりもかなり小さかった。この結果、放棄水田は表面流出が卓越し、総流出量、ピーク流出量は耕作水田を上まわっていた。この傾向は6年7月まで続いたが、夏季の干ばつを経て放棄水田の雨水保留量は飛躍的に増大し、総流出量、ピーク流出量は耕作水田を大幅に下まわった。これは干ばつによって圃場に発達した亀裂が修復されなかったためと推察された。今後、圃場の周辺地形や土壌が流出に与える影響の検討は、8年度より総合的開発研究「貿易と環境」に引き継ぐ。 |
| カテゴリ | 水田 中山間地域 |