課題名 | 米胚乳澱粉の特性と米の食味との関連に関する研究(49) |
---|---|
課題番号 | 1996002571 |
研究機関名 |
北陸農業試験場(北陸農試) |
研究分担 |
水田利用・品質評価研 |
研究期間 | 継H07~H10 |
年度 | 1996 |
摘要 | 各種水稲の胚乳の特性の違いから、品種間差を明示するための研究を目指している。その中で、玄米及び精米を粉砕機により破砕したときの粒度分布の違いを安定的に測定することにより、品種間差及び品質との関連を解明するために、玄米及び精米をサイクロテックミルにより粉砕し、その粒度分布を測定した。7年度の平常年で見る限り、食味評価の高い品種ほど、平均粒径が小さく、その分散も小さい傾向にあった。全般的に、期待したほど粒度分布の差異は大きくなかったが、このことは微粉砕化の程度が高い製粉機を用いたためであり、品種間差を明確に出すためにはソフトな粉砕を行えるような機種について検討する必要があることが判明した。 |
カテゴリ | 水稲 低コスト 評価法 品種 良食味 |