ふん尿施用が土壌・水環境に及ぼす影響の解明(7)

課題名 ふん尿施用が土壌・水環境に及ぼす影響の解明(7)
課題番号 1996002935
研究機関名 九州農業試験場(九農試)
研究分担 生産環境・土壌特性研
研究期間 継H05~H09
年度 1996
摘要 家畜ふん尿施用が土壌に及ぼす影響を知るため、対象地域である熊本県菊池郡A町B地区の各地目・地形ごとの作土約300点の化学性を分析した。pH(H2O)は堆肥置き場〉飼料畑、水田〉林地で、飼料畑、水田とも土壌診断基準値の基準内にあった。硝酸態窒素(NO3-Nmg/100g)は堆肥置き場》飼料畑〉水田≒林地で、飼料畑の時期1では基準値よりもかなり高かった。可給態リン酸(P2O5mg/100g)は堆肥置き場≒飼料畑〉水田〉林地で、飼料畑、水田とも基準値内にあった。交換性塩基(me/100g)では、交換性カルシウムは飼料畑、水田、堆肥置き場〉林地で、交換性マグネシウムは堆肥置き場〉飼料畑、水田〉林地、交換性カリは堆肥置き場》飼料畑〉水田〉林地であった。基準値に比べ飼料畑では交換性カルシウム、マグネシウム、カリともかなり高く、水田の地形1では3塩基ともかなり高く、地形2と地形3では交換性カルシウムがかなり高かった。Ca/MgとMg/K(共に当量比)は飼料畑、水田共に基準値内にあった。
カテゴリ 水田 土壌診断

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