課題名 | 暖地向き青刈りえん麦品種の育成(74) |
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課題番号 | 1996003018 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
草地・牧草育種研 |
研究期間 | 継H03~H12 |
年度 | 1996 |
摘要 | 暖地で、夏季に播種して年内に出穂させて収穫する栽培体系に適した系統として育成した九州1~4号の系統適応性検定試験及び特性検定試験の3年間の成績から、九州2号を品種候補として選定した。九州2号は、夏播きに適した極早生であり、乾物収量、収穫時の乾物率ともにアキワセより高く、刈り取り後直ちにロールベールとして収納可能である。九州4号は冠さび病、かさ枯病葉枯病に対する抵抗性が優れ、秋播きした場合翌春の出穂が早く、かつ収量が高いので、秋播き用として有望である。さらに、夏播用の冠さび病抵抗性品種を育成するために、九州5~8号の候補系統を選抜した。F5及びF6世代133系統の特性評価を行った。1994年に交配したF2、37組み合わせ4104個体の特性評価を実施し、個体選抜を行った。さらに、新たに96組合わせの交配を行った。 |
カテゴリ | 育種 えん麦 栽培体系 飼料作物 抵抗性 抵抗性品種 播種 品種 |