課題名 | 土壌および作物根圏における根粒菌の生態の解明(149) |
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課題番号 | 1996003093 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
生産環境・土微研 |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1996 |
摘要 | 6年度ダイズ根粒菌接種試験圃場として設営した、一筆圃場の土着根粒菌数は圃場内の地点によって異なった。その違いは、圃場造成後のダイズ作付歴を反映していることが示唆され、今後、作付歴と菌数変化の関連を調べる必要があることがわかった。また、接種試験を行なうには試験区ごとの菌数把握が必要であることがわかった。平板法によると土着根粒菌の計数に使用可能とされている、ダイズ根粒菌用選択培地に生育できない菌株の存在が新たに確認され、本培地を直接計数に用いるには限界があることが明らかになった。水田裏作に緑肥として栽培された、レンゲの根粒から分離した根粒菌の窒素固定能は菌株間で相当の違いがあり、水田土壌の土着レンゲ根粒菌は単一でないことを明らかにした。 |
カテゴリ | 水田 大豆 れんげ |