課題名 | 水田裏作の難防除雑草の生態の解明(161) |
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課題番号 | 1996003112 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
水田利用・雑草制御研 |
研究期間 | 延H01~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | 近年、九州北部の水田裏作麦圃で発生が増加しているカズノコグサの生態的特性をスズメノテッポウとの対比において解明する。6年度は土壌処理除草剤の効果の変動要因と考えられる発生深度について、温度および土壌水分との関係から検討した。土壌中におけるカズノコグサおよびスズメノテッポウの生長点の位置は中胚軸だけでなく子葉鞘節間の伸長程度によっても影響された。スズメノテッポウの生長点の位置は10~20℃の範囲では温度の高いほど浅くなり、また、土壌水分の多い条件で浅くなった。同時に供試したカズノコグサでは出芽不良により十分な結果が得られなかったので、1年間延長して7年度(栽培期間は8年6月頃まで)に再検討する。 |
カテゴリ | 病害虫 雑草 出芽不良 除草剤 水田 土壌処理 難防除雑草 |