課題名 | 乳タンパク率向上のための環境制御技術の開発及び栄養管理技術の開発(170) |
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課題番号 | 1996003121 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
畜産・環境生理研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | 育成および乾乳牛8頭を供試してヘッドケージを用いた代謝試験を実施し、全水分蒸散量に占める呼気の割合を測定した。全熱発生量に占める水分蒸散量の割合は20℃で26%、28℃で61%であり、そのうち呼気の占める割合はそれぞれ56%と42%で、高温環境において、全熱発生量の約4分の1が呼気による放散であった。また、泌乳牛4頭を供試して高温期における飼料中のエネルギー含量が泌乳牛に及ぼす影響について検討した。TDN含量78%の高エネルギー飼料を給与した区は、TDN含量70%の一般飼料区に比べ乳量、乳脂率、乳蛋白率が高い傾向を示し、さらに、体温および呼吸数は低い傾向にあり、高エネルギー飼料の有効性が示唆された。 |
カテゴリ | 環境制御 管理技術 乳牛 |