土砂流出を軽減する圃場管理技術の開発(179)

課題名 土砂流出を軽減する圃場管理技術の開発(179)
課題番号 1996003125
研究機関名 九州農業試験場(九農試)
研究分担 企連畑地利用・作業シス研総研3
研究期間 完H03~H07
年度 1996
摘要 国頭マージ土壌の機械収穫後のサトウキビ株出し圃場において、振動式全層深耕型破砕機等で畝間の土壌破砕を行い、浸透性の改善効果と圃場からの流出水量、流出水中の土砂濃度等を測定し、土砂流出防止機能を検証した。プラウ耕盤以下の深度まで土壌破砕することにより浸透性は、慣行の中耕ロータリのみの場合に比べて3~4倍に増加し、特にR、L形刃の土壌破砕による浸透性の改善効果が高かった。降雨の土壌飽和後の流出水中の土砂濃度は降雨強度10~60mm/hの範囲で0.2~1.7%と高濃度であり、粒径組成は2μm以下の粘土分が30%であり、残りは2~20μmのシルト分が殆どを占め、粘土分とシルト分について流出防止策を講じる必要性が認められた。高培土直前の積算降雨量85.5mm、降雨強度3~60mm/hでの圃場からの積算流出水量は慣行区を100%とした場合、チゼル付き中耕ロータリ区で69.6%、R形刃区で20.8%、R形刃+残渣区で19.5%となり、R形刃の土壌破砕による浸透性が大きかった。土砂ますへの沈砂量は、慣行区を100%とした場合、チゼル付き中耕ロータリ区が83.3%、R形刃区が48.1%、R形刃+残渣区が13.9%となった。R形刃の土壌破砕により圃場の浸透性が大きく改善され、帯状の植物残渣と組み合わせることにより土砂流出低減効果が高くなることが確認された。
カテゴリ さとうきび 圃場管理

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