課題名 | 下層土壌への資材投入による窒素溶脱低減技術の開発(181) |
---|---|
課題番号 | 1996003128 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
企連・総研2 |
研究期間 | 継H06~H10 |
年度 | 1996 |
摘要 | 地域内で入手しやすい有機産業廃棄物や圃場内で生成される作物残渣を畑の下30~50cmの深さに埋設し、脱窒や窒素の有機化を利用して窒素溶脱量を低減する研究を進める。7年度にはライシメーターにとうもろこし、次いでにんじんを栽培し、硝酸態窒素溶脱量の低減効果がおがくず埋設で20%、大麦稈埋設で10%認められた。作物の生育は有機物添加によっても低下せず、にんじんは若干の増収となった。根長等の品質についても有機物埋設による負の影響は認められなかった。また圃場に大麦稈を埋設し、にんじん及びキャベツを栽培したところ、にんじんは若干の増収を示した。キャベツは若干の減収を示したものの顕著な生育阻害は起こらないことが明らかになった。 |
カテゴリ | 大麦 キャベツ とうもろこし にんじん |