窒素溶脱を低減する主要野菜の作付順序の開発(182)

課題名 窒素溶脱を低減する主要野菜の作付順序の開発(182)
課題番号 1996003129
研究機関名 九州農業試験場(九農試)
研究分担 企連・総研2
研究期間 継H06~H09
年度 1996
摘要 畜産振興、野菜作の進展等により南九州畑作地帯の地下水中硝酸態窒素濃度は上昇してきており、その対策が急がれている。そこで作付け調査により、作付体系の変遷と現状を検討した。調査対象地域(約3千筆)において、窒素溶脱が多いと考えられる体系の占める割合は、飼料作体系30%、野菜作体系33%、飼料ー野菜作体系8%、茶園2%であった。飼料作では夏作飼料作のみが16%と夏ー冬飼料作体系の10%を上回った。野菜作ではごぼう、らっきょう、かんしょ、さといもの単作が多く、周年野菜作体系は3%に過ぎず、野菜専作農家での作付の単純化が進んでいることを示した。一方飼料ー野菜作体系は夏飼料ー冬野菜体系5%、夏野菜ー冬飼料体系3%、計8%と周年野菜体系を上回った。これは複合経営農家への野菜作の導入が進んでいることを示している。
カテゴリ かんしょ 経営管理 ごぼう さといも らっきょう

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