課題名 | トビイロウンカの発生予察・管理理論の開発 |
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課題番号 | 1996003219 |
研究機関名 |
九州農業試験場(九農試) |
研究分担 |
地域基盤・情報処理研 |
研究期間 | 新H08~H10 |
年度 | 1996 |
摘要 | 水稲害虫であるトビイロウンカの発生量の激しい地域間・年次間変動を的確に予測するためには、トビイロウンカの飛来侵入時期と量の予測とともに水田内における個体群増殖率の変動予測が重要であることが明らかになっている。しかし、既存の個体群動態モデルには、天敵の働きが暫定的にしか組み込まれていないという弱点があり、モデルの適合性は十分でない。近年、捕食性天敵カタグロミドリメクラガメがトビイロウンカに対して高い潜在的制御能力をもつことが解明された。この天敵とトビイロウンカの相互作用系の解析を行い、トビイロウンカの発生予察法を改良するとともに、殺虫剤依存型の害虫防除を天敵活用による環境保全型管理に転換するための理論的基盤を構築する。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 水田 水稲 天敵利用 防除 |