中国及び日本に発生する各種稲ウイルス系統の比較(133)

課題名 中国及び日本に発生する各種稲ウイルス系統の比較(133)
課題番号 1996000142
研究機関名 農業研究センター(農研センタ)
研究分担 病害虫防除・ウイ防除研(ウイルス班)
研究期間 継H05~H09
年度 1996
摘要 中国福建産(RBSDV-F)および日本産(RBSDVーO)のイネ黒条萎縮ウイルスの諸性質を比較した。RBSDV-Fは日本産ヒメトビウンカによってRBSDV-Oと同様にイネ品種日本晴に伝搬された。RBSDV-Fの感染によって日本晴は萎縮、葉色の濃緑化、葉身末端のねじれ、葉身や葉鞘でのゴールの形成等の症状を示し、RBSDV-Oの感染によるものとの間に明瞭な差異は認められなかった。上記症状を示すイネ株をRBSDV-Oの抗血清を用い、ELISA法によって検定したところ、RBSDV-O同様にウイルス抗原を検出することができた。以上の結果からRBSDV-Fが日本に侵入した場合には日本産ヒメトビウンカを媒介虫として、容易に伝搬することが想定される。またRBSDV-Fは、RBSDV-Oの血清を用いて感染植物および保毒ヒメトビウンカから検出可能であることが明らかになった。
カテゴリ 病害虫 害虫 管理技術 ヒメトビウンカ 品種

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