課題名 | トマト黄化えそウイルス(TSWV)遺伝子のナス科野菜への導入と抵抗性検定(135) |
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課題番号 | 1996000144 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・ウイ診断研(ウイルス班) |
研究期間 | 継H06~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | TSWVの感染に高度抵抗性の形質転換作物の作出を目的に、TSWVヌクレオプロテイン(NP)遺伝子のcDNAを組み込んだ4種の植物発現ベクターを構築し、形質転換系が既に確立されているタバコへの導入を試みた。得られた形質転換タバコ系統にTSWVを汁液接種し、病徴を経時的に観察した結果、植物体内でNPを多量に発現することを期待して構築したベクター由来の系統は、強いウイルス抵抗性を示した。しかし、導入遺伝子のmRNA及び蛋白質の発現量とウイルス抵抗性との間には、明らかな相関関係は認められなかった。現在、抵抗性検定において最も良好な結果が得られたベクターを用いて、NP遺伝子のピーマンへの導入を検討中である。 |
カテゴリ | 病害虫 害虫 管理技術 たばこ 抵抗性 抵抗性検定 なす ピーマン |