課題名 |
直播栽培における主要病害虫の省力管理技術の確立(140) |
課題番号 |
1996000159 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ)
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研究分担 |
プロチーム病害虫防除・プロ3水田虫害研水田病害研(水田病害班虫害班)
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研究期間 |
継H05~H09 |
年度 |
1996 |
摘要 |
直播栽培での低コスト病虫害総合管理技術を確立するため、病虫害の発生状況調査、及び乗用管理機装着少量散布機(30L/10a)、作溝直播での培土時側条施薬装置の開発及び防除効果を検討した。発生病害はいもち病、紋枯病、稲こうじ病で、葉いもちを除き各病害とも少発生であった。害虫の発生はムギクビレアブラムシ、イネミズゾウムシ、イネツトムシ、イナゴ、イネアザミウマ、クモヘリカメムシが多発した。少量散布によるいもち病、コバネイナゴ、イネツトムシ、ツマグロヨコバイの防除効果及び側条施薬によるいもち病防除効果は慣行散布と同等で、クモヘリカメムシ等主要害虫にも抑制効果が認められた。天敵生物のクモ類、ツヤヒメハナカメムシの個体数の大幅減少は見られなかった。イチモンジセセリの予察のため効率的な成虫誘引捕獲器を開発した。
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カテゴリ |
病害虫
稲こうじ病
いもち病
害虫
カメムシ
管理技術
直播栽培
省力管理技術
低コスト
発生要因分析
防除
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