課題名 | ウイルス病抵抗性イネの作出・抵抗性機構の解明・育種的利用(161) |
---|---|
課題番号 | 1996000172 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ) |
研究分担 |
病害虫防除・ウイ防除研(ウイルス班) |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | 組換えイネ一号の野外(縞葉枯病多発地区)での発病程度及び罹病株から検出されるイネ縞葉枯ウイルス(RSV)の系統について調査した。RSVの感染は組換えイネでも観察されたが、日本晴と比べてその被害程度は若干軽かった。また、両品種から3種のRSV系統が検出されたが、その量比に差はなかった。組換えイネ一号を含む日本晴組換え体の3種系統で発現している外被蛋白質関与のmRNAのサイズ及び各葉位での発現量を調べたところ、1系統において推定されるサイズの他にもう一種のmRNAが検出された。また各葉位での葉位別増減パターンは3種系統で異なり、導入遺伝子のイネゲノムへの挿入部位が系統により異なることが示唆された。 |
カテゴリ | 病害虫 育種 害虫 管理技術 縞葉枯病 抵抗性 品種 |