課題名 |
大規模低コスト水田営農活性化技術の確立(229) |
課題番号 |
1996000256 |
研究機関名 |
農業研究センター(農研センタ)
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研究分担 |
プロチーム経営管理生理品質土壌肥料病害虫防除・プロ1プロ3稲栽生理研耕種経営研土壌改良研畑虫害研(耕種比較班栽培生理班虫害班土壌改良班)
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研究期間 |
継H05~H09 |
年度 |
1996 |
摘要 |
現地地域の湛水開始前に水稲の直播を実施するために、4月下旬に播種時期を前進させた。降雨が多く土壌が軟弱のために播種深度が深くなる等の理由で出芽率が低下し、不耕起乾田直播、作溝直播とも播き直しを行った。湛水直播は移植並の収量を得た。営農組合が6年度の試験成果を取入れて実施した乾田直播の全刈収量は480kg/10aとなり、技術定着の足掛かりを得た。また、ポンプ圧力を自動制御して散布量を走行速度に連動させる乗用管理機を開発して行った殺虫・殺菌剤の少量散布(液量25リットル/10a)は、能率的で慣行技術と同等の効果が得られた。麦は大豆残渣からの窒素供給過剰・倒伏により、大豆は降雨が多く立ち枯れ性病害の発生により低收であった。対象とする営農組合では、40ha以上の規模拡大を図る場合に、移植体系の限界を越え、56haまで規模拡大が可能であることを、線形計画手法により示した。
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カテゴリ |
肥料
病害虫
乾田直播
規模拡大
自動制御
水田
水稲
大豆
低コスト
播種
輪作
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