課題名 |
画像モデルによる包装青果物の品質変化シミュレーション(115) |
課題番号 |
1996003784 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研)
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研究分担 |
流通保全・食品包装研
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研究期間 |
継H06~H08 |
年度 |
1996 |
摘要 |
フィルム包装した青果物の色調の変化を袋の上から簡便に評価することのできる画像処理手法を確立し、画像モデルを作成して品質変化シミュレーションを行うための基礎的手法を開発する。7年度は、試料としてブロッコリーを用い、カラー画像をスチルビデオに取り込み、画像処理装置に転送して解析を行った。6年度は、RGB表色系による解析を行ったが、包装フィルムによる影響を受けずに袋内のブロッコリーの色調を評価するには色相、彩度、明度によるマンセル表色系が有効であることがわかったので、RGB表色系で取り込んだ画像を前処理した後、マンセル表色系への変換を行い、花らい部の色調評価を行った。その結果、包装袋の外からでも貯蔵中のブロッコリーの色調変化を精度良く評価することが可能となった。8年度は、画像による品質の変化シミュレーションモデルを構築する。
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カテゴリ |
加工
画像処理
カラー
品質保持
ブロッコリー
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