課題名 | 食品害虫のトラップによる制御(119) |
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課題番号 | 1996003789 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研) |
研究分担 |
流通保全・貯蔵害虫研 |
研究期間 | 完H03~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | 食品工場や食糧貯蔵場所の害虫を早期に発見するために有効な汎用性のある誘引トラップを開発するための誘引源の探索を行うことを目的とする。これまでに、イナゴマメ“ CAROB””がノコギリヒラタムシ、コクヌストモドキに有効であること、また、コクゾウムシに一度汚染されたピーナッツは誘引性が増幅するという特異な様式をもつことを明らかにした。7年度は、ピーナッツの誘引増幅要因を明らかにするための検討を行った。その結果、コクゾウムシがピーナッツと接触することにより、油成分が体表面、特に脚部に付着し、歩行障害を起こし、供試容器から脱出を阻害される現象が確認された。今後は、他の油脂源を含めて、新規課題で調査する。 |
カテゴリ | 害虫 加工 ごま ナッツ 品質保持 |