課題名 | 植物種子のタンパク質分解の動的研究(209) |
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課題番号 | 1996003895 |
研究機関名 |
食品総合研究所(食総研) |
研究分担 |
生物機能・分子情報研 |
研究期間 | 継H07~H11 |
年度 | 1996 |
摘要 | 植物起源のアスパラギン酸プロテアーゼについては、大麦とイネの種子中の酵素の一次構造が明らかにされているが高次構造及びその生理的意義については不明である。7年度はヒマワリの種子からアスパラギン酸プロテアーゼを精製し、その性質を検討した。ヒマワリ種子より粗酵素液を調製し、アフィニティーカラムを用いて精製した。このステップで本酵素は約70%の収率で回収され、精製倍率は約700倍であった。SDS-PAGEの結果、本酵素はサブユニット構造をとっていることが明らかになり、それぞれのサブユニットのN-末端アミノ酸配列決定の結果、それらは大麦種子の酵素のサブユニットのN-末端アミノ酸配列と高い相同性を示した。 |
カテゴリ | 大麦 ひまわり |