課題名 | 線虫の土壌系内における寄生性制御因子(73) |
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課題番号 | 1996000635 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・天敵生物研 |
研究期間 | 完H05~H07 |
年度 | 1996 |
摘要 | エゾノギシギシ由来のダイズシストセンチュウ及びジャガイモシストセンチュウの運動賦活化物質は、極めて低濃度で活性を示した。各種クロマトグラフィーで分離・精製を行い、2種類の結晶A、Bと1種類の油状物質Cを得た。NMR、MSスペクトルにより、結晶A、Bはそれぞれβ-Sitosterol-3-O-glucoside及びβ-Sitosterol、油状物質Cは植物ステロイド類縁体と推定された。化合物Aはネコブセンチュウに対しても超低濃度10-11g/mlで活性を示した。また畑土壌内のシストセンチュウ孵化阻害物質を分離・精製し分子式C16H24Oの化合物であると推定した。 |
カテゴリ | 大豆 ばれいしょ |