課題名 | 食植性昆虫の繁殖行動と寿命の関係(56) |
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課題番号 | 1996000662 |
研究機関名 |
農業環境技術研究所(農環研) |
研究分担 |
環境生物・昆虫行動研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | 温帯・熱帯産の食植性テントウムシの生活史特性研究から、餌条件と関連した繁殖行動と成虫寿命との関係を明らかにする。7年度は日本産ヤマトアザミテントウを材料として、アザミを寄主とする野生個体群とジャガイモを寄主とする害虫個体群の生活史特性を比較した。害虫個体群は野生個体群よりも多産、短命、産卵期間の集中、幼虫期間の短縮、成虫サイズの大型化などの傾向を示した。6年度のルイヨウマダラテントウの結果と合わせると、野生個体群は害虫化することによって、成虫サイズが大きくなり、産卵数が増加するとともに、成虫寿命は短縮するものと考えられた。 |
カテゴリ | 馬 害虫 ばれいしょ 繁殖性改善 |