課題名 | 豚丹毒菌の病原性関連遺伝子の構造・機能の解析(104) |
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課題番号 | 1996003604 |
研究機関名 |
家畜衛生試験場(家畜衛試) |
研究分担 |
製剤・生理活性研 |
研究期間 | 継H07~H12 |
年度 | 1996 |
摘要 | 豚丹毒の発病機構解明のため、病原因子として報告されているヒアウロニダーゼ(Hy)の病原学的役割の確認ならびにカプセル(Cp)発現に関与する遺伝子クローニングを試みた。その結果、Hy欠損株の簡便なスクリーニング法を確立し、Hy欠損株の作出に成功した。大部分のHy欠損変異株はマウスに対する病原性を失うとともにマウス食細胞に対する食菌抵抗性を失っていた。ただし、親株と同等の毒力を保持する1株は食菌抵抗性を示した。一方、トランスポゾン(Tp)を挿入した無Cp変異株から抽出したDNA断片の組換えプラスミドを大腸菌に導入し、テトラサイクリン培地で選択することによりTpを含むDNA断片をクローニングできた。 |
カテゴリ | 病害虫 くり 抵抗性 豚 防除 |