若齢家畜の学習行動と脳辺縁系-中脳機能の解明(88)

課題名 若齢家畜の学習行動と脳辺縁系-中脳機能の解明(88)
課題番号 1996000919
研究機関名 畜産試験場(畜試)
研究分担 飼養技術・生体情報研
研究期間 継H06~H10
年度 1996
摘要 本年度は、甘味物質の摂取と学習の達成との関係の解析、及び学習・記憶において中心的役割を果たす海馬の組織学的同定と脳定位固定装置による頭蓋骨および頭部の固定を検証した。実験は、子ブタを自由摂食から金属板押しによる摂食状態におき、以後の体重、飲水量、摂食量変化を測定した。また、摂食様式を変えた時に、ショ糖(300mM)、サッカリン(3あるいは30mM)のいずれかを含む容器を据え付けて同様に行った。海馬の組織学的固定は子ブタのホルマリン固定した脳標本から、海馬部分の凍結切片を作成し、ニッスル染色を施した。脳底固定装置の検証はイアーバー、アイバーおよびマウスバーによるブタ頭蓋骨および頭部の固定状態を検証した。結果は、摂食様式に切り換えた翌日では、一日あたりの摂食量が52.4±4.1g/kg体重(n=3)から20.4±5.3g/kg体重に減少した。一日あたりの摂食量は、2日後に45.1±10.4g/kg体重(n=3)まで増加したが、3・4日後に再び減少した。摂食様式の切り換えと同時に、ショ糖(300mM)を含む容器を据え付けたところ、以後の一日あたりの摂食量変化は殆ど影響を受けなかったが、ショ糖摂取量は飲水量に比べて、大きい値を示した。ニッスル染色による海馬の染色標本は良好な状態で得られた。脳定位固定装置にてブタ(体重10~40kg)の頭蓋骨を良好に固定できた。また、子ブタ(体重15kg)の          頭部も同様に固定できることが確認された。
カテゴリ 馬 かりん 豚

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