課題名 | 食品・蛋白質に対する免疫応答機構(135) |
---|---|
課題番号 | 1996000967 |
研究機関名 |
畜産試験場(畜試) |
研究分担 |
加工・利用開発研 |
研究期間 | 継S63~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | 医師より入手した牛乳アレルギー患者血清を用いて、β-ラクトグロブリン(LG)IgE抗体結合エピトープを昨年度に引続き解析した。アミノ酸配列既知のヤギ、ヒツジ、ブタ、ウマLGとのIgE抗体反応性は、ウシとほぼ同様かそれ以上であった。6年度4名に加えて合計8名の患者のうち7名では、100~113残基目に高いIgE抗体結合性が認められ、この部分が共通エピトープと考えられた。固相ビーズ上に作製したランダムペンタペプチドライブラリーと抗LGモノクローナル抗体3A1/2C10を用い、不連続型(立体構造依存型)エピトープの解析も進めた。抗体結合陽性ビーズ9個のアミノ酸配列分析結果からは、F-E-N-(E、D)-(E、P)が3A1/2C10抗体の結合エピトープと推測された。 |
カテゴリ | 馬 羊 豚 山羊 |