課題名 | アブラナ科葉菜類のセル苗育苗適性に関わる遺伝的要因の解析(88) |
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課題番号 | 1996001482 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
野菜育種・育種4研 |
研究期間 | 継H06~H09 |
年度 | 1996 |
摘要 | キャベツのセル苗育苗適性を解析するため、9種の育苗・定植条件と定植後の生育(結球前)の関係を調査した。定植後の茎長には育苗時の施肥量と遮光、葉長には施肥量と育苗方法(セル/地床)の影響が大きく、断根すると側枝の発生が増加した。主要な品種群に属する16品種の、地床苗、セル苗、冷蔵セル苗による生育量と収量との比較では、セル育苗の苗の生育量は、地床育苗に対して葉数で見ると、春系や初夏まき品種は少なく、ボール系は多く、夏まき早生~晩生は少~多まで様々であった。セル育苗の無処理に対する冷蔵処理の苗の生育量は概して小さくなり、減少率の品種間差も大きかったが、品種群との関係は見られなかった。‘おきな’、‘新若夏’はセルと地床の生育差が小さく、かつ定植後の生育量も大きく、セル苗育苗適性が高いと判断された。 |
カテゴリ | あぶらな 育種 育苗 機械化 キャベツ 栽培技術 施肥 品種 |