課題名 | 養液栽培における養水分制御技術の開発(221) |
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課題番号 | 1996001506 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
施設生産・栽培シス研 |
研究期間 | 継H04~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | トマト1段栽培は慣行多段栽培に比して高品質生産・軽労化等が可能となる。これまでに環境保全を考慮したコンテナ移送式1段栽培装置を開発したが、装置の操作機構が若午複雑で、設備費等が高く、コンテナ洗浄が煩雑などの短所も併有していた。7年度はこれらの短所を解消するためにべッド材に発砲スチロールを用い、多孔管や複数のかん水チューブを組み合わせて、より安価で操作性能の高い新水耕装置を開発した。本装置を用いて冬作キュウリを栽培した結果、生育・収量は培養液かけ捨て式のNFT装置(生育収量は増大するが、環境保全には反する)にほぼ匹敵した。なお、栽植密度を高くすると反収は若干増加するが、根の褐変によって生育が遅れ、収穫始めは1週間ほど遅れた。 |
カテゴリ | 機械化 きゅうり 軽労化 トマト 養液栽培 |