種子伝染性病害の発生生態の解明(230)

課題名 種子伝染性病害の発生生態の解明(230)
課題番号 1996001512
研究機関名 野菜・茶業試験場(野菜茶試)
研究分担 環境・病害2研
研究期間 完H02~H07
年度 1996
摘要 近年、新発生したカボチャ立枯病およびトマト萎ちょう病(レース2)の病原菌の第一次伝染源としての種子伝染の可能性を明らかにするため、市販のカボチャ種子(9品種)からFusarium solaniを分離した結果、4品種からFusarium属菌が分離されたが、他の品種からは分離されなかった。分離されたFusarium属菌は形態およびカボチャの苗、果実に対する病原性から病原菌と確認された。市販のトマト種子(6品種)から病原菌の分離を試みた結果、数種の糸状菌が分離されたが、病原菌は菌核病菌の1種のみであった。市販されている種子が種子伝染性病原菌を保菌している可能性は極めて低かった。今後、他の病害についても、問題が生じた場合には、研究する必要がある。
カテゴリ 病害虫 かぼちゃ 立枯病 トマト 病害虫防除 品種 予察技術

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