課題名 | 生育生態に基づく好適環境条件の解明(195) |
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課題番号 | 1996001568 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
施設生産・栽培シス研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | 根菜類の水耕装置は掘り取り作業や根洗い作業が簡便化できるにも関わらず、品質低下が著しいことから開発されたことがない。ゴボウは直根の先端部を乾燥させない程度でベッドの水位を上下させると直根が土耕栽培のように肥大するので、水位をポンプとタイマーで強制的に上下させる水耕装置を試作した。また、本装置を用いて根系発育に適した培養液濃度を検討した結果、定植直後の培養液濃度を低く設定すると直根の肥大が早いこと、養分吸収量から培養液濃度や量を決定すれは環境保全に適した栽培管理法が確立できることがわかった。さらに、ゴボウの水耕は施設栽培を前提とする作期拡大や高速生産も期待できることが確認された。 |
カテゴリ | 環境制御 乾燥 ごぼう 栽培技術 施設栽培 肥培管理 |