課題名 | 河川堤防等の景観改良のための評価基準の策定(332) |
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課題番号 | 1996001744 |
研究機関名 |
野菜・茶業試験場(野菜茶試) |
研究分担 |
花き・緑化植物研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | 砂礫地への新しい緑化工法として鉢埋設定植法を検討中で、最適鉢種類を明らかにするため、ユキヤナギほか3種の苗を30種類の不織布ポットで養成しておき、5月に雨除け下のグリ石床に埋設定植し、秋季までの生育を比較した。その結果、早い時期からポット外へ根が貫通しやすく、このため鉢底から水分吸水が容易に行えるため夏の高温乾燥期でもいちょうや枯死を回避できる貫根性ポット計10種類を好適ポットに選定した。また冠水耐性の季節変動についてもサツキほか6種で調べ、春・夏季の生育盛期の障害発現日数はどの種も5日程度であるのに対し、秋季は7日程度、冬季の生育停止期には10日以上に変化することを明らかにした。感受性変動の原因が水温または溶存酸素量にも関係するのかは明確となっていない。 |
カテゴリ | いちょう 乾燥 季節変動 栽培技術 評価基準 |