課題名 | 高性能分離膜を用いた生産管理技術の開発(138) |
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課題番号 | 1996001940 |
研究機関名 |
農業工学研究所(農工研) |
研究分担 |
農地・施設環境研 |
研究期間 | 継H06~H08 |
年度 | 1996 |
摘要 | 13種類のナノろ過膜の硝酸イオンの阻止率は約20%から98%まで広い分布を示し、リン酸イオンの場合、すべての膜で60%以上の阻止率を示した。全般に硝酸イオンの阻止率は、リン酸イオンの阻止率に比べ数10%程度低く、両者の混合液をナノろ過膜でろ過することで、原理的に2つのイオンの濃度比を変えられることが明らかになった。一方、養液中の菌体濃度が1ml当たり1万個以上になると、トマト青枯れ病菌が発病することを確認し、菌体濃度をこれ以下に維持でき、かつ膜の自動洗浄機構を備えた栽培期間中を通しての連続運転が可能な精密ろ過装置の設計も行った。 |
カテゴリ | 青枯れ病 管理技術 トマト |