| 課題名 |
環境低インパクト型温室に関する基礎的研究 |
| 課題番号 |
1996001941 |
| 研究機関名 |
農業工学研究所(農工研)
|
| 研究分担 |
農地・施設環境研施設構造研畑かん研
|
| 研究期間 |
単H07~H07 |
| 年度 |
1996 |
| 摘要 |
肥料、農薬、廃棄物などによる外部環境へのインパクトを最小にした温室システムを早急に開発するため、閉鎖型養液栽培システムおよび環境低インパクト型のかんがいシステムと温室構造について検討を行った。最新の膜分離技術を検討した結果、数気圧程度の圧力で塩類や有機酸などの低分子物質を効率良く分離するナノろ過膜で水耕栽培用の養液の成分を再調整する方法と、食品の除菌法として確立されている精密ろ過膜で養液の除菌を行う方法を、養液の循環利用と無菌化に適用できることを明らかにした。また、温室内の土壌成分の調査とかんがい、排水システムの調査を行った結果、イチゴ栽培の肥培管理では、多量成分である窒素、リン酸、カリは過剰で、従来ほとんど分析されていなかった微量成分のマンガン、鉄、亜鉛等が不足気味の例が多く、肥培管理に合わせ、土壌水分量に見合った適量の水を散布できるかんがいシステムが必要と考えられた。球形状なのでフィルムの被覆面積が最少になり、軽量大スパンの構造が可能で、しかも送風ファンによる強制的な換気のため防虫網を使用でき、環境のコントロールも容易と考えられるエアハウス型温室の環境特性を計測し、日射透過率は通常の温室とほとんど変わらないが、換気不足による夏期の高温、構造維持用の換気による冬期の低温を経済的に解決する必要があることを明らかにした。
|
| カテゴリ |
肥料
病害虫
いちご
水耕栽培
農薬
肥培管理
養液栽培
|